高強度コンクリートの単位水量は、実験では170㎏/m3に設定しました。
これは、JASS5で規定されている高強度コンクリートの単位水量の最大値175㎏/m3より小さい値とするためです。
しかし、設計や施工に関して必要な単位水量が指定される場合は、製造マニュアルにより160~170㎏/m3の範囲内で対応致します。
設定した単位水量によって変化するスランプやスランプフローについては、高性能AE減水剤の添加量によって調整します。
また、季節やコンクリート温度、運搬時間によって変化するスランプやスランプフローの確保も同様とします。
単位水量の推定は、1600W以上の電子レンジで実施するため、必要な場合は出荷時に工場で測定することを原則とします。
単位水量は、設計値±10㎏/m3で管理します。