セメント水比と圧縮強度の関係式及び調合強度の算定式から水セメント比を計算したものが下の表の水色の部分です。

セメント水比と
圧縮強度の関係式
  28F=22.5C/W+3.8(空気量4.5%、4.0%)   調合強度
の算定式
  mF ≧ Fc + mSn + 2σ ・・・・・・・・・・・ 式①
28F=23.5C/W+4.0(空気量3.0%、2.0%) mF ≧ 0.9(Fc + mSn)+ 3σ ・・・・・・・・ 式②
水セメント比 (%)
Fc (N/mm2 39 42 45 48 51 54 57 60
28S91 (N/mm2 9 9 9 9 12 12 12 12
Fr (N/mm2 48.0 51.0 54.0 57.0 63.0 66.0 69.0 72.0
28F (N/mm2 57.6 61.2 64.8 68.4 75.6 79.2 82.8 86.4
空気量
(%)
4.5、4.0 41.8 39.2 36.9 34.8 31.3 29.8 28.5 27.2
3.0、2.0 43.8 41.1 38.7 36.5 32.8 31.3 29.8 28.5
以下、記号の説明と〔 〕内は普通ポルトランドセメントの場合を示します。
 mF : 材齢 m 日におけるコンクリートの調合強度(N/mm2
 Fc : 圧縮強度の基準値(設計基準強度)(N/mm2
 mSn : 構造体強度補正値(N/mm2
 m : 調合設計に用いる標準養生供試体の管理材齢(日) 〔m = 28〕
 n : 構造体コンクリートの強度管理材齢(日) 〔n = 91〕
 σ : 構造体コンクリート強度管理用供試体の圧縮強度の標準偏差 (N/mm2)〔0.1(Fc+mSn)〕

  セメント水比と圧縮強度の関係式は、実験から求めた値を安全側に移動して設定しています。