このデータは秋田地方気象台(北緯39度42.9分 東経140度6.2分 標高6.3m) において2013年から2022年までの期間に観測した日平均気温の平滑値である。 |
日平均気温が25℃を超える期間に打込むコンクリートは、暑中コンクリートの適用を受けます。 近年の地球温暖化の影響を受けて、秋田市でも7/23〜8/21は日平均気温が25℃を越えます。 暑中コンクリート適用期間中の強度補正値は6です。(mSn=6) 外気温が高い時期の生コンクリートは、運搬中のスランプ低下や凝結の促進、施工中の水分の急激な蒸発やブリーディングの減少によって施工がしにくくなることがあります。 コンクリートを連続して打込まないとコールドジョイントの発生が心配されます。 コンクリート温度を下げる対策や運搬時間を含む打設計画、更には打込み終了後の養生が大変重要です。 コンクリート表面にプラスティック収縮ひび割れが発生しやすくなります。 コンクリートのブリーディング速度に対して水分の蒸発速度が1kg/u/時程度になるとひび割れの危険性が高くなります。 マッシブなコンクリートではパイプクーリング等を積極的に活用して温度ひび割れ防止対策をしてください。 |