強度(%)
  左のフォームは、いくらの呼び強度のコンクリートを使用したら所定材齢でどれ位の強度が出るかシミュレートするものです。
計算結果はグラフで示す材齢と圧縮強度の実験値から求めたものです。
計算式は標準養生の呼び強度を基準にしていますので、現場に打ち込まれたコンクリートは気温による影響を考慮する必要があります。
強度の中心値は配合強度ですので、計算結果は低く設定されています。
  よくある質問に「○日で×N/mm2を出すにはいくらの強度で生コンを打設すればいいか?」というのがあります。
電話で大体のことはお答えするのですが、受話器を置いてからもっと正確に答えられなかったかと反省することがあります。
これを基に作った計算フォームでは呼び強度と材齢を選ぶだけという簡単なものです。
普通セメントと早強セメントを同時に計算するので材齢や強度の下限が決められている場合に比較できます。
例えば「どうしても2日で7Nほしい、でも強度は大きくしたくない」という時は、普通セメントでは36Nですが、早強セメントでは24Nで済みます。


材齢と圧縮強度の関係を一覧表(普通セメント・材齢2〜14日、早強セメント・材齢2〜9日)にしたものをダウンロードできます。
 初期強度計算結果一覧表ダウンロード 
セメントの種類 呼び強度 材齢 計算上の強度
普通セメント
早強セメント
材齢(日)